asidb-04のブログ

髪の毛の健康と身体の健康は大切なつながりが有ります。

心の乱れが内臓を痛め、疾病を発症させてしまうのです。


正気があれば邪気侵入できず。


周りが誰も風邪を引かないのに一人だけ良く風邪をひく人がいます。


このような人は普通の人が病邪として受け付けないような
弱い邪気でも発病しやすいのです。


この場合は正気の不足が主な発病の原因と考えます。


正気とは病気に対する抵抗力、
環境や気候の変化への対応力などを含めた総合エネルギーです。


本来人間には、
環境や気候の変化に適応できる力:ホメオスタシスがありますが、
ストレスや疲れで慢性疲労状態になると適応が鈍くなり、
邪気に対する抵抗力も低下し病気になるのです。


正気を不足させる原因の一つに
感情の変化があります。


これは喜び・怒り・憂い・思い・悲しみ・恐れ・驚きの7つで、
七情とも呼ばれています。


一般に、
普通の感情の変化で病気になることはありませんが、
大きな悲しみ、激しい驚き、強い怒り、長いストレスなどで、
気・血・水のバランスを崩し、
体内自己修復機能が破綻して内臓を傷つけてしまいす。


いわゆる七情と心身症とのつながりが強いことから、
強いストレスによるイライラやうつ状態が長く続くと、
肝(肝臓の機能や自律神経系)に影響を与え、
病気の原因になると考えられます。


中国人は怒が多く、
激しい怒りなどによって引き起こされる病理状態を肝火といいますが、
中国人の死亡原因のトップが心臓病と脳出血なのはこのためともいわれます。


日本人はストレスをじっと我慢する美徳があり、
心のなかで耐えるタイプです。


これらは癌になる原因の一つとも言われています。


一般に胃炎、過敏性大腸炎、消化性潰瘍などは消化器系の代表的な心身症ですが、
慢性ストレスと暴飲暴食が脾=消化器を傷つけると考えられます。


脾と関係の深い感情は思で、
これはくよくよ考えるということです。


くよくよするのは脾にとって一番悪く、
特に食事をしながら仕事のことや嫌なことを考えるのは最悪です。


ストレスによる胃潰瘍などは
脾を傷つける代表的な例の一つです。


過労や睡眠不足などが続いたときは抵抗力が弱くなり、
風邪をひきやすくなります。


ストレスが続いた時も同じです。


気の機能が低下すると、
免疫力が弱くなってしまうからです。


新しい情報をしっかり掴んで、
新型コロナウィルスやインフルエンザを
寄せ尽かせないようにしましょう。