asidb-04のブログ

髪の毛の健康と身体の健康は大切なつながりが有ります。

脂漏性のフケはホルモン系統機能の衰弱なので気を付けて・・・。



汗疹(あせも)や洗髪時のシャンプーやリンスの洗い残しによる
カブレのことがほとんどのようで、
いつまで経っても治らない、
軽快してもすぐに再発を繰り返す症状では、
脂漏性皮膚炎の可能性が・・。


脂っぽいフケが出はじめたら、
ホルモンのバランスが崩れ、
全身の機能組織の新陳代謝がうまくいかない状態です。


これはホルモン系統の機能低下でもあります。


このようになると、
頭皮が脂っぽく、
脂っぽいフケが出はじめます。


○できやすい性別や年齢は?
女性よりは男性に多く、
生後2週~12週の乳児と
思春期以降40歳くらいに発症のピークがあり、
乳児型の場合では細菌感染などが無いなら
生後8ヶ月~12ヶ月くらいまでには自然軽快しますが、
成人型は発症すると慢性(いつ完治するか不明なくらい長期間続く)かつ再発性です。


○原因は?
「これだ!」というような明確な原因はわかっていないようです。
1.皮脂貯留(入浴不足、洗顔不足など)
2.皮脂の多い場所を好むマラセチア菌というカビ(真菌)の増加
3. 生活サイクルの乱れ(寝不足など)
4.食事の偏り(高脂肪食・肉食中心、ビタミンB群不足)
5.過度のストレスによるホルモンバランスの乱れ


○治療方法は弱いステロイド外用剤から使用して、
痒みが強い場合は強いステロイド外用剤に変更していくと。
症状が良くなってきたらステロイドは外用剤といえども、
あまり長期に使用していくのはよくないので、
調子が良くなれば外用抗真菌剤のみで様子をみるようです。


○治りが悪い時は?
1.アトピー性皮膚炎 2.尋常性乾癬 3.カンジダ性間擦疹


○日常生活で気をつけることは?
暴飲暴食・睡眠不足など悪い生活習慣が関与していることが多いようです。
また入浴もシャワーだけで済まさず、
浴槽にゆっくり入って疲れやストレスも
皮脂の汚れと一緒に吹き飛ばしましょう。
最近では
抗真菌薬・ミコナゾール含有の
シャンプー・リンスや洗顔石鹸などが販売されているようで、
健康保険の適応でないため値段は少し高めですが、
入浴時に使用してみる価値はあるようです。
このシャンプー・石鹸の使用だけで
充分に効果のある人も時々いますが、
やはり通院して
ステロイドや医薬品の抗真菌剤を併用している方が
良い調子を維持できている患者が多いです。


これをほうっておくと脂漏性脱毛の原因となりますので
注意が必要です。


#ウッドタップのこころよい刺激で、免疫力をあげていきましょう。