晴れた青空の中で成人式を迎えた方々
おめでとうございます。

成人を祝う儀式は古くからあります。

男子には元服・褌祝、
女子には裳着・結髪などがあったのです。

民俗学では通過儀礼として他の儀式と一緒に扱われています。

皇族の成人式に当たる儀式が1909~1947年ごろまでは行われていたようです。

江戸時代から明治にかけ
世相的に着物は
日本の伝統美と格式をもって
冠婚葬祭の冠の位置に、
世界でも冠の位置に美しい着物として
成人式とともに残してきたのです。

現在の美容院の移行していく前には
髪結いが
生活の中に根付いていたのです。

男子には
髷から今のヘアースタイルに移行してしまったので
着物から離れたのですが、
格式や儀式などで残しているのです。

今日の成人式は
1946年11月22日埼玉県北足立郡蕨町今の蕨市で実施されていた青年祭がルーツといわれています。

このこの青年祭のプログラムとしていた成年式が全国に広まり、現在の成人式となったようです。

同市内に1979年蕨城址公園に成年式発祥の地として記念碑が建立されています。

青年祭の影響を受けて
1948年に日本国政府は祝日法を公布・施行し、
1949年1月15日を成人の日として制定した。

1998年祝日改正(ハッピーマンデー制度)に伴って、
2000年より成人式は1月第二月曜日に移動したのです。

名古屋市、宮城県東臼杵郡諸塚村も発祥の地として名乗りを上げているようです。

今では
各地に備わった成人式、社内成人式、1/2成人式、十歳式、立志式、立春式、少年式、元服式、第二成人式、三十路式、30歳の成人式など、
いろいろな式典としての広がりを見せています。