asidb-04のブログ

髪の毛の健康と身体の健康は大切なつながりが有ります。

寒くなると脱水状態が隣り合わせだそうです。



かつての日本家屋では、
ふすまや畳が湿度をコントロールする役割も果たしていましたが、
現在の住宅は気密性が高く、
などの暖房器具の使用により、
さらに湿度が下がってしまいます。


乾燥した環境では、
皮膚や粘膜、
呼気から、
特に自覚がないまま水分が失われる“不感蒸泄”が増えていると・・。


冬の日常的な生活する中で、
しらずに身体から失われる水分の量が増えてしまっているようです。


また、冬は体感温度が低く、
喉の渇きを感じにくくなっているため、
夏場に比べ飲料の摂取量が減りがち、
体を冷やしたくないなどの理由で
飲料の摂取を控える場合もあるようで、
運動時においても、
冬は水分摂取が不足しやすいと言われているようです。


このように、日常的に脱水のリスクと隣り合わせなのです。


また、冬に流行する
感染症も脱水症を発症する原因のひとつのようです。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎を発症すると、
激しい嘔吐や下痢などを繰り返し、
小児で約70%、
成人で約60%、
高齢者で約50%を占める体液が、
嘔吐や下痢によって大量に体外に放出されてしまい、
脱水症に陥るリスクが高まっているようです。
また、インフルエンザなどを発症して高熱が出た時も、
体温調節のために発汗することから体液を失いがちのようです。


このように、日常的な脱水のリスクに加え、
ウイルス感染による嘔吐や下痢、発熱によって
生じうる脱水症のリスクには、
特に冬には注意が必要となります。


冬の脱水症を防ぐためにも、水分補給を怠らないことです。
暖房の効いた部屋で長時間過ごすときは、
喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を取り、
日常の脱水予防に、
温かい白湯など、
体を温めつつ水分を補える飲料を飲むだけで十分なのです。


しかし、高熱で大量の汗をかいたときや、
感染症にかかって嘔吐や下痢の症状があるときは、
水分と共にナトリウムやカリウム、ミネラルなどの電解質も失ってしまうため、
水を大量に飲むだけでは適切な水分補給とはいえません。
水だけを大量に飲んだ場合、
一時的には体液量が増えるが、電解質の濃度が下がる。
体液濃度を一定に保とうとする
体の働きによって水分が排出されてしまうので、
脱水状態から回復できなくなってしまう。
ですから、
電解質を含む飲料で水分補給をすることが重要となります。
大量に汗をかいた場合には、
塩分濃度が0.1~0.2%の飲料の摂取が推奨されています。
また、適度な糖分を含む飲料は、
血中の水分保持率を高めるという報告もあります。
スポーツドリンクは前述の範囲の塩分を含み、
ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなど汗で失われた成分に加え、
適度な糖分も含んでいるので、脱水症予防に有効です。
しかし、実際に脱水症に陥ってしまった場合は、
水分吸収速度が速い経口補水液を摂取すること。
経口補水液は
スポーツドリンクと同様、電解質と糖分を含んでいますが、
スポーツドリンクに比べ、
ナトリウム量が多く糖分が少ないため、
迅速に水分を補給できるのが特徴です。
経口補水液は、大量を一気に摂取するのではなく、
少量ずつゆっくりと飲むのがポイント。
特に吐き気があるときは、まずは少量を試し、
摂れるようであれば回数を増やして
失った分を補給していくことが大切です。


また、体を冷やしたくない場合には少し温めて摂取しましょう。
脱水症に関して特に注意が必要なのが、小児と高齢者です。
小児は、水分や電解質の再吸収が行われる腎機能が未発達で、
成人に比べ水分の出入りが多いことなどから、
脱水症になりやすいのです。
また、乳幼児には、周囲の大人が気を配らなくてはなりません。
小児が嘔吐や下痢をしているときは、
発症後3~4時間で50~100mL程度の経口補水液を少量ずつ与えます。
そして、嘔吐または下痢による排泄のつど、
失った水分量を確認しながら、
1時間あたり体重に応じて60~240mL程度を
3~5分おきに少量ずつ補給しましょう。


一方、高齢者は喉の渇きを自覚しにくく、
普段の食事量が不足しがちで、
日頃から脱水症になりやすい状態のようです。
脱水により持病が悪化することもあり、
嘔吐や下痢の症状が出始めたら、
速やかに経口補水液を摂ることが大切ですね。
最初は1~5分おきに摂取し、
嘔吐が止まれば適量を補給していきます。
高齢者は嚥下機能が低下している場合もあるため、
ゼリータイプの経口補水液もおすすめのようです。


脱水の“予防”と“改善”では、
摂取すべき飲料の種類が異なり、
ご自身だけでなく、
家族の健康を守るためにも、
冬の脱水症対策に
スポーツドリンクや経口補水液を常備することをお勧めします。



#ウッドタップのこころよい刺激で、免疫力を高めていきましょう。